クリーミーさもありながらフレッシュで樽香は感じられず、フィニッシュのハーバルな風味が心地よい。いわゆる『ナチュール』ではないのに、ブルゴーニュの『今』を感じる、軽やかで躍動的なエネルギーが溢れる魅力的ワイン。 ブルゴーニュ・ブランとは価格以上の品質差があり、格を下げたいならむしろアリゴテがお勧め。 【ワイナリー】 2001年創業ながら、「コート・ドール」「ランズブール」「ポール・ボキューズ」、「ジョルジュ・ブラン」らのフランス・ミシュラン3つ星レストランがこぞってオンリストする、新進ライジング・スター。 実質ビオロジックのリュット・レゾネを実践。2019年ビオロジックに完全移行し、2022年エコセール認証。マス・セレクションや個々の畑に合った醸造の微妙な匙加減など、地道な努力が実を結ぶ。 【テクニカルINFO】 地元ムロワジー村の「リエ」と、ボービニィ村の「スー・ル・シャトー」の2区画合計で1.5ha。平均樹齢40年。456リットルの樽で発酵＆10ヶ月間熟成