┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 　第４０回シノワ・サロンコンサートへのお誘い 「師走に祝う渋谷シノワ２５周年　2人のミューズが奏でるモーツァルト親子の共演」 　渋谷シノワ２５周年を祝うスペシャルコンサート ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 今回のサロンコンサートは『師走に祝う渋谷シノワ２５周年　２人のミューズが奏でるモーツァルト親子の共演』と題してシノワ渋谷の２５周年を皆様と共に祝うものです。て思えば渋谷の喧騒の中、えり抜きのワインと食事が楽しめる夢のような空間、シノワ渋谷店がオープンしてから早２５年になります。この２５年の歳月の重みに思いを馳せて今回は特別なプログラムを組みました。僕にとってシノワといえば、オーナーである後藤さんの大好きなモーツァルトのオペラが流れる特別なサロンのような空間、そんなイメージに合わせて今回のプログラムの中核をなすのはやはりモーツアルトの曲。そこで２５周年に合わせて彼のヴァイオリン・ソナタの名曲、第２５番、ヘ長調K３７７をメインに選びました。。このソナタは第２楽章が深遠な美しさを湛えた変奏曲で明るく軽やかな第１楽章と絶妙なコントラストを成しています。 そしてモーツアルトをもう一曲、こちらは同じモーツァルトでも彼の息子であるフランツ・クサーヴァー・モーツァルト(Franz Xaver Wolfgang Mozart)の作曲によるピアノコンチェルト第２変ホ長調作品２５。 こちらも２５に因んでの選曲です。彼は父親からは直接音楽の教育は受けてはいませんが、エレガントでかつしっかりとした構成の曲を残していて、当時はモーツァルト２世として一世を風靡しました。 そんなモーツァルト２世のピアノコンチェルトを今回は特別にピアノ・ソロで演奏します。 これがプログラムの前半ですが、シノワ２１周年記念のサロンコンサートで共演した２人のミューズ、ヴァイオリンの大森潤子さん、ピアノの藤原亜美さんの卓越したデュオの演奏でお楽しみいただきます。 プログラムの後半はやはり２５周年に因んでショパンのエチュード作品２５より第１番「エオリアンハープ」と第１１番「木枯し」。ショパンのエレガントさとパッションを堪能します。続いてショパンの音楽と双璧をなすフランツ・リストのピアノ曲を一つ、今回は同時代にパリで活躍していたフランスのロマン派の作曲家、エクトル・ベルリオーズ(Hector Berlioz)の代表作『幻想交響曲』からリストによるピアノ・ソロ編曲で「Idee Fixe = 固定観念」。この曲は交響曲の中に度々現れるルベルリオーズの理想の女性の音楽的モティーフをリストがピアノソロに編曲したもので、とても幻想的なロマンティックな曲です。 プログラムの最後を飾るのはベートーヴェン作曲の「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第２番、へ長調 作品５０。この曲はベートーヴェンの数ある曲の中でも極めてロマンティックな旋律の名曲で、しかも同時にヘベートーヴェンらしい深遠な楽想に満ちた素晴らしい曲です。シノワ渋谷の２５周年を皆さんと共に祝う最適なものとして選びました。以上が今回のプログラムですが、記念すべき２５という数字に因んだシノワのサロンコンサートならではの名曲ばかりです。シャンパングラスを片手に、シノワが誇る2人のミューズが奏でる音楽に浸りながら過ごす午後の素敵なひと時、どうか皆様こぞって参加してください。 スタッフ一同お待ちしております。 オーガナイザー Itaru Haba プログラム 第1部 1 フランツ・クサーヴァー・モーツァルト(Franz Xaver Wolfgang Mozart) 作曲 ピアノコンチェルト第２番、変ホ長調作品２５より第１楽章アレグロ・コン・ブリオ ピアノソロ 2 ヴォルフカガング・モーツァルト作曲 ヴァイオリン・ソナタの第２５番、ヘ長調 K377 第一楽章:アレグロ 第二楽章:テーマ・コン・ヴァリアツィオーネ 第３楽章:テンポ・ディ・メヌエット 第2部 1 フレデリック・ショパン作曲 エチュード作品２５より第１番「エオリアンハープ」 2 フレデリック・ショパン作曲 エチュード作品２５より第11番「木枯し」 3 エクトル・ベルリオーズ(Hector Berlioz)作曲 『幻想交響曲』からリストに編曲よるピアノ・ ソロ「Idee Fixe = 固定観念」 4 ベートーヴェン作曲 ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番、ヘ長調 作品50 ヴァイオリンとピアノ編曲 【プロフィール】 ☆大森　潤子（ヴァイオリン） 藝大を首席で卒業後、同大学院修士課程修了。明治安田生命QOL文化財団の助成を受け、パリ国立高等音楽院第三課程ソロ科、室内楽科修了。安宅賞受賞。第63回日本音楽コンクール第２位。第12回ドゥエ国際コンクール第２位大賞。第10回日本室内楽コンクール第１位。パリ・ADAMI財団コンクール優勝により財団アーティストとして活動後に帰国。湯布院、大垣、倉敷、ヴェネズエラの音楽祭、NHK-FM、フランス国営ラジオに出演。ソリストとして藝大フィル、東京フィル、仙台フィル、札響、静響と共演。 2000年より(一財)地域創造の登録アーティストを務め、特に小学校へのアウトリーチは高い評価を受け、現在でも協力アーティストとして活動を続けている。また、フコク生命アーティストとしての活動も行っている。2010年には東京と札幌でイザイの無伴奏ソナタ全曲演奏会を開催し、絶賛を博した。 2015 年、フォンテックよりCD「Zephyr - そよ風」をリリース。2008 年に始めた北星学園大チャペルでのバッハの無伴奏ソナタとパルティータによる演奏会は、現在も継続して行われている。 2006年～2017年、(公財)札幌交響楽団首席奏者を務めた後、2018年より(公財)富士山静岡交響楽団ゲストコンサートマスター、東京藝術大学非常勤講師。 ☆藤原　亜美（ピアノ） 東京藝術大学、パリ国立高等音楽院（満場一致の首席）卒業。第3回オルレアン20世紀音楽国際ピアノコンクール第１位受賞。アンサンブル・アンテルコンタンポランのアカデミーに参加。 ソロ・室内楽奏者としての活動、特に初演作品に多く携わるほか、ソロを含むCD多数リリース。 第49回と第51回レコードアカデミー賞（現代音楽部門）受賞。東京シンフォニエッタピアノ奏者。 東京藝術大学、同附属音楽高校、東京音楽大学、日本大学芸術学部講師。 ☆オーガナイザー　Itaru HABA １９５９年東京生まれ　音楽オーガナイザー、アンティーク楽譜コレクター。 パリ・ソルボンヌ第３大学、同大学院にて言語学(英語学)を専攻する。 幼少時よりイラストレーターであった父の影響を受け芸術全般に興味を示す。より幅広い音楽のレパートリーを開拓すべくフランス留学を機にヨーロッパを中心に貴重な初版譜のコレクションを始める。 今までに収集した楽譜、音楽関係の資料は数千点に及び、それらを用いて執筆活動、コンサートのオーガーナズ、レクチャーコンサート、またCDの解説なども手がける。また内外の著名な演奏家に貴重な楽譜を提供し、彼らとともに現在は演奏されなくなってしまった素晴らしい曲をレパートリーとして知らしめるべく、活動を続けている。弦楽専門誌『ストリング』ピアノ誌『レッスンの友』に定期的にコレクションの一部を紹介するコラムを担当している。最近では『プリズム出版』よりコレクションをもとに貴重な楽譜の校訂譜を出版している。「マルモンテル24の性格的エチュード」「ヘンゼルト24のエチュード」「リアプノフ24の超絶技巧練習曲」「メンデルスゾーン交響曲ピアノ連弾版」など。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ●会場／シノワ渋谷店 ●日時／２０２３年１２月３日（日）１２：００-１５：３０ ●開場／１１：３０／コンサート １２：００-１３：００ ●料理／コース料理、シャンパーニュ、ワイン２種付き　 ●定員／４０名様限定 ●金額／２名様、４９，６００円（ワイン、食事代、消費税・サービス料込み） ※ご入金後のご返金、キャンセルにつきましては、誠に勝手ながら応じられませんので、ご了承下さいますようお願いいたします。 ●お申し込み／ＴＥＬ　０３－５４５７－２４１２ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝